傷だらけにしてしまった車って、売れる?
そんな悩みにお答えします!
売却の際に心配する人は多いですが、ボディに傷がついていても車の買取は十分可能です。
この記事では、傷ありの車でも買取してもらえる理由から、ちょっとでも高く売るための具体的な方法、そしておすすめの査定サービスまで解説していきます。
「傷だらけ=廃車」はもったいない!!
傷だらけの車でも買取してもらえる?
外装にキズが多い車の査定額への影響
傷だらけの車でも、ほとんどの場合は買取してもらえます。
車を売る側からすると一番気になる部分だったりしますが、実際の車の査定では「年式・走行距離・車種」などの要素が重視されます。
多少のキズはマイナス査定になることもありますが、大きな減額とは限りません。
人気のある車であればボディにキズがあっても需要があるため、一定の価格がつくことが多いです。
再塗装や部品取りに回せるため、業者側も買取に応じやすいというのが理由です。
傷があるからといって諦めるのはもったいない。
まずは査定を受けて、実際の金額を確かめてみましょう。
修理してから売るべき?そのままでもOKな理由
基本的には、ボディの傷の修理をしてから売る(査定を受ける)必要はありません。
というのも、修理費用のほうが買取額をアップさせるより高くつくことが多いからです。
バンパーやドアの小キズ程度であれば、業者が自社で提携工場で修理した方が安くあがるため、大きなマイナス評価になりません。
たとえば、板金修理で3万円かけたとしても、査定アップはほぼないということも。
自分で修理すると、逆に損してしまうことがほとんどです。
無理にキレイにしてから売るのではなく、今のままの状態で査定を受けるのが得策です。
傷あり車を少しでも高く売る方法
査定前にやっておきたいポイント 清掃
傷があっても、車をきれいにしておくことで印象はぐんと良くなります。
自分でボディの傷を修理しなくて良いと伝えましたが、買う側からしたらボディの傷よりも(傷も程度によるけど)清潔感がある車の方が印象が良いです。
車内が綺麗な車は「丁寧に使われていた」と感じやすく、「ちゃんとしている人がちゃんと乗っていた車なんだな」と、減額が抑えられることがあるからです。
外装にキズがあっても、内装がキレイだったり、ゴミがない状態にしてあると好印象。
特にフロアマットやダッシュボードのホコリは簡単に落とせるので、サッと掃除しておきましょう。
大がかりな準備は不要ですが、最低限の清掃をしておくと少しでも査定アップにつながりやすくなります。
評価アップにつながる装備・オプションとは
純正オプションや人気装備がついていると、傷があっても査定額がアップすることがあります。
その理由は、再販しやすくなるから。
特に「カーナビ」「バックモニター」「ETC」「純正アルミホイール」などは中古市場でも需要が高く、プラス評価になりやすいです。
自分でカスタムする人にとっては、「そんなもんいる?」と思うパーツですが、世の中の大半がそれを求めているんだから仕方ない。
たとえば、外装がやや傷んでいても、純正ナビやドラレコがついていれば「そのまま売れる商品」として扱われ、買取価格が底上げされることもあります。
査定時には、オプション品の有無をしっかり伝えるようにしましょう。
車買取で損をしないための比較方法
一括査定サイトと個別依頼、どっちが得?
比較して選べる一括査定サイトの方が、高く売れる可能性が高いです。
複数の業者が競争することで、より高い金額を提示しようとしてくれます。
たとえば、1社だけに見せた場合は「まー、こんなもんか」「このぐらいの価格でしか売れないか」と思いがち。
でも一括査定なら、A社は10万円、B社は15万円というふうに差が出ることも珍しくありません。
比較して納得できる価格で売るためには、複数の業者から見積もりを取るのが基本です。
営業電話なしで利用できる買取サービス
営業電話がイヤな人には、「電話なし」「少数社限定」の買取サービスを選ぶのがおすすめです。
一括査定サイトによっては10社以上から電話がくることがあるため、対応が大変になる可能性が高いです。
最近では、MOTAやナビクルなど、最初から3社までに限定してくれるサービスも増えてきました。
メールやLINEで連絡できる業者もあるので、忙しい人にもピッタリです。
営業電話が不安な人は、サイト選びの段階で「電話なし」「限定査定」などの条件を確認しておくと安心です。
「傷だらけの車=廃車」とは限らない!
実は需要あり?輸出・部品取り車としての価値
傷だらけでも「廃車」と決めつけるのは早いです。
国内で需要がなくても、海外輸出や部品取りとしてのニーズがあったりもします。
特にアジア圏やアフリカでは、日本車の信頼性が高く、多少傷があっても問題なく使われます。
エンジンが正常で走行に支障がなければ、車種によりけりですが、外装に大きな凹みがあっても輸出用として買取されるケースがあります。
つまり、見た目だけで価値が決まるわけではないということ。
廃車と思っていた車が、意外と高く売れるかもしれませんよ。
廃車扱いでも1万円以上の買取が期待できる理由
たとえ廃車扱いでも、最近は「1万円以上」で買い取ってくれる業者はたくさんあります。
昔は名義変更などの書類の手続きも込みで、1万円で買取って神!
って感じだったけど、
この頃は1万円で買取は安いなと思われるぐらいです。
どういうことかというと、
車には鉄やアルミなど再利用できる素材が含まれており、それ自体に価値があるから。
2025年6月現在、アメリカのトランプ大統領の関税の関係で、金属関係の買取額は下がってしまってるけど。。
そうはいっても、エンジン不調や車検切れの車でも、パーツ取りや金属資源として評価され、廃車専門業者では1万円〜3万円での買取実績があるケースも普通です。
不要だからと処分費用を払うのではなく、まずは無料査定してもらうことが大事です。
査定額に納得できないときの選択肢
査定額 交渉の対策とコツ
査定額に納得できないときは、交渉するのも選択肢のひとつです。
というのも、買取業者は提示額にある程度の“余白”を持っていることが多く、こちらの条件次第ではアップすることもあります。
たとえば、「他社では10万円だった」と伝えると、それに合わせてくれるケースや、「即決するなら+1万円します」と言われることも。
交渉の際は、他社の見積もりを手元に用意しておくと有利です。
強気すぎず、丁寧に話すこともポイントです。
キャンセルや再査定はできる?
査定後に「やっぱりやめたい」と思った場合、基本的にはキャンセル可能です。
契約書を交わす前であれば法的な拘束力はなく、キャンセル料もかからないケースがほとんどです。
MOTAやナビクルでは「キャンセル無料」と明記しているため、安心して査定を受けられます。
ちょっと気が引けるけど、再査定を希望する場合も、事情を話せば再対応してくれる業者もあります。
「失敗したくない」と思うなら、最初から複数社に査定依頼を出して、じっくり比較するのが安心です。
買取業者を選ぶ際のポイント
口コミ・評判が高い買取店をチェック
買取業者を選ぶときは、口コミや実績をしっかり確認しましょう。
査定額だけでなく対応の丁寧さやキャンセル時の対応など、業者によって信頼性に差があります。
たとえば、「減額がなかった」「手続きがスムーズだった」など、実際に利用した人の声はとても参考になります。
価格.comやオリコンランキングなどで事前にチェックしておくと安心です。
信頼できる業者に売れば、価格だけでなく対応面でも満足度の高い売却ができますよ。
JPUC加盟など信頼できる業者かどうかを確認
業者選びの大事なチェックポイントとして、「JPUC(日本自動車購入協会)」加盟かどうかがあります。
これは消費者トラブルを避けるために設けられた団体で、加盟している業者は一定のルールを守って運営している証です。
契約内容の明示やキャンセル対応の明確さなど、安心できる基準が整っています。
知らない業者に売るのは不安。
という人は、
JPUC加盟マークの有無で選ぶと失敗しにくくなります。
よくある質問:傷だらけの車買取に関するQ&A
走行距離が多い車も売れる?
走行距離が10万km以上でも、買取してくれる業者は多いです。
エンジンの状態や車種によっては、長距離走行車でも高値で再販できます。
さたに、ディーラーでの整備履歴がしっかり残っていたり、内装がきれいであれば、評価されやすくなります。
「走行距離が多い=売れない」は誤解です。
まずは査定してもらって判断するのが一番です。
名義変更や手続きはどうするの?
名義変更や所有権解除などの手続きは、ほとんどの業者が無料で代行してくれます。
そこは業者もお客さん任せにはしません。
買取後の名義移転は業者側の業務とまでは言いませんが、スムーズな取引を実現するためです。
印鑑証明や車検証など必要書類を渡すだけで、あとは業者が代行してくれるケースが一般的です。
買取店への車の売却は手続きが面倒そう。
と不安な人も、
実際は意外となので安心してください。
不安なことは事前に問い合わせておけば安心です。
まとめ|傷だらけの車でも、まずは査定してみよう!
傷だらけの車でも、買取を諦める必要はありません。
外装にキズがあっても、車種や状態によってはしっかりと査定額がつきますし、輸出用や部品取りなどの需要もあるため、意外な高額査定が出ることもあります。
高く売るためには、清掃や装備のアピール、複数業者の比較がポイント。
「営業電話が苦手」「手続きが面倒」という方でも、最近はそれらをカバーする便利なサービスが多数存在します。
まずは気軽に査定だけでも受けてみることをおすすめします。
「傷があるからどうせ。」と悩んでいたその車、思った以上の価値がつくかもしれませんよ。