車を買い替えて購入する際、また今乗っている車が不要になった際に考える、車の下取りや車の買取り。
車の下取りと車の買取りは、実は全く違うもので、それぞれにメリットやデメリットもあるもの。
自分の目的にあった車の売り方を選ばないと、
こんなはずじゃなかったのに!!
と
後悔するかもしれませんよ。
車の下取りと買取りの違い
車の下取りと買取りは似ているようですが、どちらがお得か(高いか)は状況によって違ってきます。
車を売る時には、買取専門店に出すと高く買い取ってもらうことができる!
なんて宣伝されていたりもするけど、
実際はケースバイケース。
下取りの価格、買取りの価格、と分けて考えるのではなく、
損をしないためには"トータルでどうなるのか"をみるようにするのがおすすめです。
車買取業者よりディーラーでの買取or下取りが高くなることってあるんかな?
一応明日ディーラーに電話して査定してもらおうかな…
やることやっておこう!— ぼん吉(#゚Д゚)@ポジポジぽじ男 (@bonkichi09) December 15, 2019
車の下取りとは
車の下取りとは、
今乗っている車を引き取ってもらい、次に購入する車の購入代金から引取金額分を差し引いてもらうこと。
車の購入とセットになっているので、わかりやすく手間もかからないため、車を乗り換える際には下取りをしてもらう人も多いのではないでしょうか。
車の下取り メリット
車を下取りしてもらう場合、普通、新しく購入する車と引き替えるので、毎日かかすことなく車を使っている人でも不便がありません。
また、車は購入する際だけでなく、売却する際にも様々な書類を揃える必要がありますが、下取りしてもらう場合は何度も書類を揃えたり手続きをしたりといった面倒を最小限にすることができます。
車の下取り デメリット
車を下取りで引き取ってもらう場合、例えばディーラーですと中古車市場の需要などが反映されず、決められたマニュアル通りの下取りの価格となります。
しかもこの下取りの価格はかなり低く設定されているため、ショックを受けてしまうほどの下取り価格にしかならないということも。
元ディーラー勤務だから言える
禁断のクルマに関する一言下取り車はディーラーに出さなくてもいいんですよ
出すかどうかは別としても買取業車に値段だけでも出してもらったら?
マジな話買取価格
20〜30万変わる場合もアリ(実話)— みっしー@相続・離婚アドバイザー (@mishima_fp) March 15, 2019
車の買取りとは
車の買取りとは、
今乗っている車を売って、現金を受け取ることです。
車を手放して現金を受取ることになるので、下取りの場合と違って、車を買い替える予定がなければ車を購入するために使う必要もありません。
車の買取り メリット
車の買取専門店で車を買取りしてもらう場合、オートオークション(車屋さんだけが参加できる業者間オークション)で取引されている相場を基に買取価格が査定されます。
つまり、年式が古くて下取りでは価格のつかない車であっても、中古車市場で人気のある車種だと買取価格が高くなるというわけです。
また、複数の車の買取店で査定してもらい買取価格を競合させることで、自分の納得できる買取価格で車を売ることも可能です。
車の買取り デメリット
車を買取りしてもらう場合、車の買取業者に査定を依頼するという手間がかかります。
車を乗り換えるという場合は、新しい車を購入するお店で書類をやり取りし、車を買取してもらう買取店でも書類のやり取りが必要になるので、これまた手間がかかります。
また、次の車に乗り替える場合は、今乗っている車を売却するタイミングをよく考えないと、車に乗れない空白期間ができてしまいます。
車の下取りと買取り 得なのはどっち?!
車の下取りと買取り。
得なのはどっち?!
という部分ですが、
買取店に買取ってもらう方がお得になることが多いけど、これは正直ケースバイケースです。
というのも、下取りしてもらう際には、下取り価格に車の購入価格では引くことのできない値引き分を上乗せしてくれることもあるので。
なので、
「自分の車の買取相場」と「下取りしてもらった際の値引き分+下取り価格」
この2つを比べれば、
車の下取りと買取り、どっちがお得か判断することができます。
また、買取りの場合は中古車として再販時に販売価格をつけられないなど、買取りで値がつかないこともあるので、そういった時も下取りの方がお得になることも。
車の下取りと買取りの違い まとめ
ちなみに、自分の車の買取相場を知るために車の買取査定を受ける際ですが、ほんとうに適正な買取相場かどうかを把握するためにも、いくつかの買取店で車の買取査定を受けることをおすすめします。
どの買取業者のお店も買取りの値段を決めているデータ(オートオークションの相場)は一緒ですが、相手も商売なのでいきなりギリギリの買取価格を提示しているかは一社だけだとわからないですし。